成功曲線を知る←大事!
これから紹介する書籍は語学とは、直接関係はありません。しかし非常に示唆に富んでいて、現在中国語を学習している人やこれから新しいことにチャレンジしようとしている人には、大きな勇気と智慧を与えてくれるでしょう。
石原明先生はTOP 3%倶楽部を主宰し、「営業マンは断ることを覚えなさい」等を執筆している経営コンサルタントです。わたしもTOP 3%倶楽部ではお世話になりました。
営業マンは断ることを覚えなさい
石原 明![]()
この成功曲線とは、成功するまでに道のりは決して努力と成果がリニアに上昇するのではなく、むしろ物事を始めた時は、その進歩は遅々としている。しかし、努力を正しい方向で続けていると、ある時点から一気に成果が現れてくるというもの。
語学学習も同じことが言えます。最初の1ヶ月は発音を覚えることで終始し、一般会話を習い始めたばかりです。しかしその成果は、インプット(努力)した量に比例して出てきません。もしかして、やってもやっても平行線。という感じになっているかもしれません。
しかしこれはこれで焦る必要はありません。物事全般に渡ってそうだと思いますが、始めたばかりの頃は、上達も何も目に見えないでしょ?スポーツを考えてみましょう。
例えば、テニスを習っているとして、最初の1年で目覚ましく上達するでしょうか?きっとある程度の経験を積んだ後に、ある時点で今までとは違った身体の動きやひらめきが出てきて、自分で自覚できるほど上達した、という実感が湧いてくるものではありませんか?
語学も同じです。英語にしろ中国語にしろ、まずは蓄積ありきなんです。基礎的な蓄積をしている段階においては、むしろ全然上達している気分にならないのです。しかしその反面、努力を継続していると、今までと同じ努力の量なのに、急に過去に疑問に思っていたことが理解できたり、会話で分からない単語があるのに他の言い回しで切り抜けたり、今までと違って学習の効率が目に見えて上がったり。
きっとそのような経験は過去にあるでしょう。1年後に100の成果を達成しようとする場合、中国語学習においては努力と成果は比例していません。半年後に現れる成果は50%ではなく、もしかすると30%でしょう。しかし8ヶ月目ではいきなり80%の成果を自覚するようになり、あとは加速的に上達していく。これが成功曲線です。
ですから中国語学習において、始めたのはいいけど全然上達しないと嘆いたり不安になったりする必要は全くありません。語学学習は努力と実力(成果)はリニアで現れてくるものではないからです。
むしろ、1年後の上昇ポイントに向かって、コツコツと日々必要なことを続けていくことが必要です。ですから成功曲線を意識しながらぜひ楽しんで学習してくださいね。この石原先生の書籍はそういった意味で本当にオススメです。中国語の教材ではありませんが、手に入れる価値ありの本です。
成功曲線を描こう—「みる夢」から「かなえる夢」へ
石原 明
一世出版 1997-11
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