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日本語で考える

直接法と間接法


 英語でも中国語でも語学を学ぶ方法としては、直接法と間接法というのがあります。直接法というのは、英語なら英語、中国語なら中国語で勉強することで、日本語は一切使いません。


 ちょうどわたしが留学していた環境が、直接法です。授業も教科書も中国語で、日本語の解説は全くなし。最初から最後まで中国語のシャワーでした。


 間接法というのは、日本語を介して勉強することです。つまり英語や中国語を日本語の解説を交えて勉強していきます。母国語で外国語を勉強することですね。日本で勉強すると、ほとんどが間接法になると思います。


 でもなぜか多くの人が直接法での勉強にあこがれます。だから留学に行きたいとか、語学学習の環境が悪いとか、外部に出来ない理由を求めてしまうんですね。


 ちょっと考えると分かりますが、すでに中学生を過ぎてから自分の脳に母国語が形成されてしまっています。それを覆すのは無理です。せめて中学生にあがる前くらいにバイリンガル教育を受けていないと、ネイティブレベルで外国語は身に付けるのは難しいです。


 ただし、諦めるのはまだ早いです。大人の特権として、倫理的思考があります。これは間接法で語学を学ぶ上で、非常に重要な要素となります。外国語を理屈で習得すればいいのです。


 感覚ではすでに身に付けることが難しいですが、日本語で何と言うんだろうとか、日本語の表現ではこうだけど中国語ではどうなんだろうとか、このように考えながら中国語を対比して勉強すると、効率はものすごくいいです。


 ただ、全てに渡って「なんで?」を連発すると、途端に前に進めなくなるのも大人の特徴です。論理的に納得しないと呑み込めないので、いたしかたないでしょう。とはいえ、基礎知識が蓄積していない時期には、「どうして?」と考えるより与えられたものを受け入れて「暗記する・覚える」ということも必要です。


 この丸暗記を通して知識を蓄積し、ある日突然以前に疑問に思っていたことが分かる、という事が起こります。これは非常に大切なことです。


 また日本語で言いたい事をメモしておいて、それを中国語に直していく、ということをすると、飛躍的に中国語が上達します。もちろんこれが出来るのは初級レベルではちょっと辛いですが、ある程度知識の蓄積があれば、是非習慣にしてください。


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