中国語 話すスキル
中国語の話すスキルとは、つまり中国語会話能力のことです。ただ闇雲に会話教室で指示されるままに会話の訓練をしていただけでは、会話の能力は身に付きません。これは英語でも中国語でも、もちろんその他の言語でも同じです。
誰しも目標としては、会話が出来るようになりたいと思っています。英語や中国語を勉強するのは、異文化コミュニケーションを通じて自分の世界が広がるところに醍醐味を感じるからです。
しかし正しい会話力を身に付けるための訓練をしないと、いたずらに時間だけが経つだけで、2年も3年も、英語に至っては10年も勉強しているのに満足に話せない、という状態になります。
話すスキルとは、読むスキル・聞くスキル・書くスキルが組み合わされて形成されます。ですからいきなり会話から始めるというのは、非現実的でかつ一番労力を浪費する学習方法なのです。
読むスキル・聞くスキル・書くスキルでは、それぞれのスキルを向上させるための具体的学習方法や方法論を記述しました。もちろん人によっては色々な勉強法はありますので、実践されて結果を出せればそれに越したことはありません。
話すスキルは、舌を鍛えること、話したいことをイメージ化して中国語で瞬時に文章化すること、耳からはいってきた中国語を素早く理解しイメージ化すること、で向上します。
舌を鍛えることですが、聞くスキルや読むスキルに通じます。テキストに付属している音声を聴くということは、正しい発音が耳につまり記憶に残るまで聴くということです。この正しい発音が記憶に定着することで、自ら発音した音が正しいのか間違っているのかが分かります。
つまりこの記憶はフィードバック機能を持っていて、正しい発音と正しくない発音を聴き分けるのです。
正しく聴き分けることが出来ると、無意識のうちに自分の発音を矯正しようとします。つまり舌を正しい発音が出来る中国語舌に作り上げるのです。ですから聞くスキルを鍛えるのは、発音を上手にするためには非常に大切なことなのです。
中国語の舌は、日本語とは全く違います。使う筋肉が違うのです。日本語は口をつぼめたり、舌を巻いたりしませんが、中国語はこれらの動作がふんだんに入っています。ですから日本語舌のまま、中国語を発音しようとしても、無理があるのです。
独り言を活用しようとしつこく言っているのは、自分の発音を聴くことで、発音を矯正する意味もあるためです。ですから恥ずかしがらずに独り言は積極的にしましょう。もちろん声に出してくださいね。
会話をしている時は、相手にちょっと待ってもらうことは出来ません。相手が言ってきた言葉を理解して、自分の言いたい事を瞬時に組み立てて、発話しなくてはいけません。
この時、頭の中は目まぐるしく回転しているはずです。書くスキルで文章組み立ての訓練をしています。その成果がここに出てくるのです。
ですから作文は是非やりましょう。作文ができると瞬時に頭の中で文章が組み立てられるようになります。そうなると会話の反応も速くなり、会話自体が楽しくなってきます。
聴こえた中国語→日本語で意味を検索→理解→イメージ化、これは聴こえた中国語を理解する過程です。できるだけ聴こえた中国語がイメージにすぐに結びつくように、反復して日本語とそれに相当する中国語を結びつけましょう。
話し内容のイメージ→日本語で何というか考える→中国語に翻訳→中国語の発音・声調を意識→発話、これは言いたい事を口に出すまでの過程です。
簡単な話しや慣用句だけなら、日本語で何というか考えるところは抜かすことが出来ます。話したい日本語とそれに相当する中国語を反復して結びつけましょう。
もう一つ重要な事は、「発音・声調を意識」することです。英語は発音を意識すれば事足りますが、中国語の場合は声調も意識しなければなりません。これが上手にできないと、思考がこの部分で止ってしまい、口に出す文章がしどろもどろになってしまいます。
くれぐれも中国語舌を作るためにも、独り言は活用してくださいね。
ほんの少し書いただけでも、中国語の会話というのは、<>strong英会話もそうですが、聞くスキル・読むスキル・書くスキルの複合体だとご理解できるでしょう。この基本を知った上で、どのように学習するのかという方法を組み立てていくと、中国語会話は最短で上達するでしょう。
最後に、中国語を話す機会を増やすためにも、会話教室や仕事において、積極的に発話しましょう。多少間違ったっていいじゃないですか?わたしも過去には大恥をかいてきました。小恥は数知れず。(笑)
Try & Errorの精神で楽しんで学習してください。きっとあなたの中国語は飛躍的に上手になるでしょう。
