中国語 聞くスキル
この聞くスキルは、前提として「読むスキル」がないと鍛えられません。
知らない英語や中国語をいくら音楽のように、またBGMのように聞いていても、所詮何かの音(雑音)でしかありません。一度試しにFENや中国語のラジオ番組などを聴いてみてください。もしあなたのレベルがそれほど高くなかったら、集中したとしても全く分からないでしょう。
また勉強しながら英語や中国語を聴く、本を読みながら英語や中国語を聴く、「ながら」視聴をしたとしてもまったく意味はつかめません。これが日本語であれば、全部は聴こえないまでもほとんど意識しないでも聴こえるでしょう。
海外で生活している日本人がよく言うのが、当たり前ですが日本では日本語が何も考えなくても聴き取れる。集中しなくてもテレビの日本語が分かる、と言います。わたしもそう感じます。
今は北京にいて、テレビで中国語がシャワーの如く降り注いできます。でも意識しないと聴き取れないのです。何かをしながら、一方で中国語を聴いていても、知っている事しか反応できないのです。
このことからも分かる通り、外国語を「聞く」ということは意識しないとできません。聞くスキルとは、ボキャブラリーを増やして、そのボキャブラリーをイメージ化し、そのボキャブラリーにある単語の音声が耳に入ってきた時に理解できる能力です。
このスキルを鍛えるには、テキストを熟読し、そこにある単語や語句、文法を日本語で徹底的に理解します。
大切なのでもう一度繰り返しますね。
「このスキルを鍛えるには、テキストを熟読し、そこにある単語や語句、文法を日本語で徹底的に理解します。」
一気に一冊のテキストを覚えるなんて出来ないでしょうから、というか、わたしにも出来ませんから、それぞれの会話について上述のことをします。単語は必ず意味を調べ、繰り返し口に出します。これはちゃんと音読してくださいね。(^_^)
一度会話の音声を聴いてもいいのですが、もし基礎が何もない初級者や、まだボキャブラリーの多くない中級者が闇雲にテキスト無しで音声を聴いても、きっと何回聴いても理解できないでしょう。
ですから最初に音声は何度か聴いても構いませんが、必ず事前に会話と単語に目を通して、意味を理解しておきましょう。最初は狭い範囲を一生懸命頑張れば、応用力は後からついてきます。
会話会話と焦らずに、まずはじっくり手もとにあるテキストを理解し、イメージと中国語をしっかり結びつけましょう。そうすれば会話での反応も速くなり、言われた中国語が知っているものであれば、リアルタイムで理解できるようになります。中国語→日本語→イメージ(理解)ではなく、中国語→イメージ(理解)になってきます。
日本語への変換・翻訳というのは、反応が遅くなるばかりか、会話も遅くなります。ここはしっかり聞くスキルを向上させてください。このスキルが向上すると、話すスキルに結びついてきます。
